自費介護サービス 通院費用シミュレーション
2026-08-16 21:47:39
📝 進捗報告
自費の介護ヘルパーを利用して通院付き添いをお願いした場合の費用試算です。
お父さんの通院希望4科全てを受診した場合のシミュレーションです。
【試算結果】月額 約¥100,000〜¥160,000 / 年額 約¥120万〜¥190万
ただし、これは付き添い費用だけの話です。
ここに診察料・薬代・検査費が上乗せされます。
さらに、通院で症状が治る保証はありません。
限りある資金を、本当に必要なときに使えるよう、優先順位をつけて判断することが大切です。
概要
試算目的
自費介護サービスで通院付き添いを依頼した場合の費用感を把握する
対象
お父さん(修三)
この試算を見るうえでの前提
治る保証はない
通院すれば必ず治るわけではない。特に肺と目は、長年の生活習慣(喫煙・放置)による慢性的なダメージであり、医療で根治することは難しい。できるのは「進行を遅らせること」であり、通い始めたら生涯にわたって治療費が発生し続ける
保険が使えない
明治安田生命の医療保険を解約済みのため、入院・手術の費用はほぼ全額自己負担になる。今ヘルパー費用や通院費に資金を使い切ると、本当に手術や入院が必要になったときにお金が足りなくなる
医療費の自己負担が増える見通し
高額療養費制度の自己負担割合を1割から引き上げる法案が国会で審議中。国の財政状況から可決はほぼ確実とみられており、近い将来、保険適用の医療費も3割負担になる。今でも厳しい医療費が、さらに重くなる前提で考える必要がある
収入で賄える範囲には限りがある
アパートの家賃収入と障害者年金が主な収入源。月15万円を超えるヘルパー費用を継続的に支出することは現実的に難しい
4つ全部を一度には無理
4科を同時に通院すれば費用も体力も時間も足りない。欲張らず、1つか2つに絞って根気よく治療するほうが、改善の可能性も費用対効果も高い
前提条件
料金体系
訪問介護事業所ケアセレクト市川の自費料金を採用(地域相場の上位水準)。最初の60分 ¥4,950(税込)、以降30分ごと ¥2,475(税込)
1回の付き添い時間
自宅出発〜帰宅まで。移動時間 + 待ち時間 + 診察時間をすべて含む
交通費
ヘルパーの交通費として1回あたり ¥1,000 を加算(実費精算)
① 眼科(優先度:高)
症状
片目がほとんど見えない。もう片方の目も見えにくい状態
想定通院
初診 + 検査で2〜3回、その後は経過観察で月1〜2回。手術の場合は別途通院が増加
見積もり回数
月3回(初期は多め、安定後も月2回を想定)
1回の所要時間
約3時間(移動30分 + 受付・待ち60分 + 検査・診察40分 + 会計・薬20分 + 移動30分)
1回あたり費用
¥4,950(60分)+ ¥2,475 × 4(120分)= ¥14,850 + 交通費 ¥1,000 = ¥15,850
月額
¥15,850 × 3回 = ¥47,550
② 呼吸器内科/牧野医院(優先度:中)
症状
肺の状態。服薬が2種から5種に増加。悪化は止まっているが経過観察が必要。喫煙1箱/日が原因
想定通院
服薬管理のため月1〜2回の定期通院
見積もり回数
月2回
1回の所要時間
約2時間(移動20分 + 受付・待ち40分 + 診察20分 + 会計・薬20分 + 移動20分)
1回あたり費用
¥4,950(60分)+ ¥2,475 × 2(60分)= ¥9,900 + 交通費 ¥1,000 = ¥10,900
月額
¥10,900 × 2回 = ¥21,800
③ 整形外科/ヘルニア(優先度:中)
症状
左脚から腰にかけての痛み。冬季に特に悪化
想定通院
初診 + 検査、その後リハビリ・投薬で月2〜4回。冬季は頻度が上がる可能性
見積もり回数
月3回(冬季は月4回の可能性あり)
1回の所要時間
約2.5時間(移動30分 + 受付・待ち40分 + 診察・リハビリ40分 + 会計20分 + 移動30分)
1回あたり費用
¥4,950(60分)+ ¥2,475 × 3(90分)= ¥12,375 + 交通費 ¥1,000 = ¥13,375
月額
¥13,375 × 3回 = ¥40,125(冬季: × 4回 = ¥53,500)
手術が必要になった場合
カテーテル治療(椎間板ヘルニアの経皮的手術)は保険適用外となる可能性がある(江戸川病院等)。加えて約1週間の入院が必要。医療保険を解約済みのため、手術費・入院費は全額自己負担となり、数十万〜百万円単位の追加出費が見込まれる
④ 歯科(優先度:低)
症状
虫歯の治療希望。以前の歯科で抜歯されたため通院を止めた経緯あり
想定通院
治療期間中は週1〜2回。治療完了後は定期検診で月1回
見積もり回数
治療期間: 月4回(約2〜3ヶ月)、その後: 月1回
1回の所要時間
約2時間(移動20分 + 受付・待ち30分 + 治療30分 + 会計10分 + 移動20分)
1回あたり費用
¥4,950(60分)+ ¥2,475 × 2(60分)= ¥9,900 + 交通費 ¥1,000 = ¥10,900
月額(治療中)
¥10,900 × 4回 = ¥43,600
月額(定期検診)
¥10,900 × 1回 = ¥10,900
月額費用まとめ
通常月(4科すべて通院中)
眼科 ¥47,550 + 呼吸器 ¥21,800 + 整形 ¥40,125 + 歯科 ¥43,600 = ¥153,075
冬季(整形外科の頻度増)
眼科 ¥47,550 + 呼吸器 ¥21,800 + 整形 ¥53,500 + 歯科 ¥43,600 = ¥166,450
安定期(歯科治療完了後)
眼科 ¥47,550 + 呼吸器 ¥21,800 + 整形 ¥40,125 + 歯科 ¥10,900 = ¥120,375
安定期・冬季
眼科 ¥47,550 + 呼吸器 ¥21,800 + 整形 ¥53,500 + 歯科 ¥10,900 = ¥133,750
年額費用の試算
パターンA: 全科通院中(12ヶ月)
¥153,075 × 12 = 約¥1,836,900/年
パターンB: 歯科治療3ヶ月+安定期9ヶ月
¥153,075 × 3 + ¥120,375 × 9 = ¥459,225 + ¥1,083,375 = 約¥1,542,600/年
パターンC: 安定期(冬季4ヶ月+通常8ヶ月)
¥133,750 × 4 + ¥120,375 × 8 = ¥535,000 + ¥963,000 = 約¥1,498,000/年
最小ケース(眼科+呼吸器のみ)
(¥47,550 + ¥21,800) × 12 = 約¥832,200/年
5年・10年スパンの累計費用
【5年】全科通院(パターンA)
¥1,836,900 × 5年 = 約920万円(ヘルパー付き添い費のみ)
【5年】安定期ベース(パターンC)
¥1,498,000 × 5年 = 約750万円(ヘルパー付き添い費のみ)
【10年】全科通院(パターンA)
¥1,836,900 × 10年 = 約1,840万円(ヘルパー付き添い費のみ)
【10年】安定期ベース(パターンC)
¥1,498,000 × 10年 = 約1,500万円(ヘルパー付き添い費のみ)
これに加算されるもの
診察料・薬代・検査費(4科分 × 年間数十万円)、手術・入院が発生した場合の費用(ヘルニアのカテーテルだけで数十万〜百万円)、今後の医療費3割負担化による増額分。10年で2,000万円を超える可能性は十分にある
資産別の現実ライン
余剰資産 5,000万円以上
全科通院+ヘルパー利用を10年以上継続しても資金が持つ水準。手術や入院などの突発的な出費にも対応可能。ただし、治る保証がない出費を続ける判断が正しいかは別問題
余剰資産 3,000万円
5〜7年は持ちこたえられるが、途中で手術・入院などの大きな出費が重なると資金が急速に減る。余裕があるように見えて、有事のときに足りなくなる危険がある
余剰資産 2,000万円以下
ヘルパーを使った通院を数年続けるだけで資産の大半を消費する。手術・入院が1回でも発生すれば資金が尽きる。アパートの修繕費や固定資産税など、生活に必要な支出も賄えなくなり、現状の生活自体が破綻する
現実的な判断
資産を守りながら必要な医療を受けるには、優先順位を絞り、家族の付き添いを軸にして、ヘルパー利用は最小限にとどめるのが堅実。お金は使ったら戻らない。本当に必要なときのために残しておくことが、一番の備えになる
費用を抑える現実的な選択肢
優先順位をつける
最も生活に支障が出ているものから対処する。眼科(視力低下)は日常生活の安全に直結するため最優先。呼吸器は牧野医院で既に経過観察中のため現状維持。整形外科は冬季の悪化時に検討。歯科は急がない
不要な支出をしない
「念のため」「とりあえず」の通院は費用を膨らませるだけ。必要な検査・治療だけを受け、漫然と通い続けない判断も重要
家族で付き添えばヘルパー費用はゼロ
勝平・光が交代で付き添えば、年間100〜190万円のヘルパー費用がまるごと浮く。仕事との調整は必要だが、最もコストを抑えられる方法
対応履歴
2026/08/16
お父さんの通院希望4科(眼科・呼吸器・整形外科・歯科)について、自費介護サービスの通院付き添い費用をシミュレーション。